関商工ラグビー部花園へ向け、いざ出発!
今日は私の息子が所属する関商工ラグビー部が
第100回全国高校ラグビーフットボール大会の一回戦へ向け
大阪へと向かいました
今年はコロナの影響もあり、
例年と比較して試合数も少なく、また合宿もありませんでした
選手としてはとてもストレスを感じる一年だったのだろうと思うと
やり切れない気持ちになります
今年は無観客試合となり、また開会式も行われません
また、1チームあたりスタッフと選手を含め40名までしか現地に行くことができません
それでも、こうして大会を実行していたただけるのは
ありがたいことだと感謝の気持ちです
息子は幼稚園からラグビーを始めました
なぜラグビーを始めたのかは今でははっきり覚えていませんが、
僕の影響があったのか、僕が無理やり「やれ」といったのかは定かではありません(笑)
最初はなかなか輪になじめずに、ろくに練習にも参加せず砂いじりばかりをしていました(笑)
そんな息子も早、高校3年生となりました
今では体も心も本当にたくましく育ち、素晴らしい仲間にも出会えて毎日を楽しく過ごしているようです
ポジションはラグビーでも花形の「ナンバーエイト」を務めさせていただき、
チームでは攻守の要なんだそうです(笑) 親の僕が言うのもなんですが、体を張ったプレーは思い切りが良く
怪我をしないかとヒヤヒヤしながらいつもプレーを見ていました
万年2回戦どまりの関商工ですが、一つでも多く花園でラグビーをする楽しさを味わってきてほしいと
心の底から思っています
観戦することが叶わないのは、親としては非常に残念ではありますが、
なんにせよ、プレーするのは選手である子供たちです
親が喜ぶ姿のためにプレーするのではなく、自分自身が完全燃焼してくれるのであれば
あとはもう、何も言うことはありません
息子は高校生でラグビー生活にピリオドを打ちます
トップリーグまでやらせていただいた僕自身としては、
もう少し長く、しかももう一段高いレベルのところでラグビーをプレーしてほしい気持ちはありますが、
本人のこれからの将来をじっくり話し合った結果、彼の想いを尊重することにしました
だから 次、息子と直接顔を合わせたときは、彼のラグビープレーヤーとしては
ピリオドを打った時、ということになります
これまで、息子にはさんざん手を焼きましたが、今思い返すと本当にどの思い出もかけがえのないもので、大切な思い出です
小さなときは本当にヤンチャで、お仕置きとしてよく外に出したりしていました
「お父さん!ごめんなさい~!ボク風邪引いちゃうよ~(涙)」と大泣きしていたかと思えば
ケロっとして僕にくっついて来てくれたこと
リアルサイズのガンダムを見に、静岡まで行ったこと、
真冬にママチャリの前に乗せて、1時間ほど走り回って、ふと気づいたら顔中が鼻水だらけだったこと
関商工でラグビーをやりたいと、必死で勉強して高校に入学したこと
毎日遅くまで練習やトレーニングに励んでいたこと
ここでは書ききれないほどの思い出があります(こうして書いているだけでも泣きそうです(笑))
ラグビープレーヤーとして一つの区切りをつけた息子と、
次に会ったときは 「よく頑張ったな」
と声をかけてあげたいです
とにかく!
一つでも多く、一時間でも、一分でも長く
花園でプレーできることを願うだけです
願うことしかできないもどかしさはもちろんありますが、
息子を信じて願いたいと思います
頑張れよ!照生!!
頑張れよ!関商工ラグビー部!
記事を書いたスタッフ
記事のタグ