気密性能を知るには測定試験実施しか方法がない |高気密高断熱住宅の新築・リフォームなら株式会社N Styleホーム

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気密性能を知るには測定試験実施しか方法がない

気密性能を知るには測定試験実施しか方法がない

今さら感があるかもしれませんが・・・・
皆様、新年あけましておめでとうございます

皆様は年末年始のお休みはゆっくり過ごされましたでしょうか
私は毎年、伊勢神宮猿田彦神社に元旦に初詣に行かせていただいておりますが、
今年も例年通り参拝をさせていただき、新たな気持ちで2022年を迎えることができました
昨年はコロナウイルスの影響で参拝される方も非常に少なかった印象ですが、
今年は感染される方の人数も年末は減少傾向にあったこともあり、
非常に多くの参拝客で溢れていました

私が今年、初詣に願ったことは
「自分に関わる全ての方たちが幸せに溢れ、事業も精いっぱい楽しみながら過ごせますように」
ということでした
今年も皆様にとって笑顔が溢れる一年となることをお祈りしています


「2025年度以降の省エネ基準適合義務化」はもうすぐそこまできている

さて、いきなりですが
省エネ性能に優れた住まいに住みたいもしくは住んでいるという方であれば
誰でも「断熱性能」「気密性能」
この2つのワードを外しては考えていないはずです

脱炭素社会への実現に向けて、一段と加速している住宅の省エネ化ですが
消費者の皆さんの関心も高まってきているようです
また住宅事業者は省エネ基準適合義務会に向けて取り組みを避けては通れない
そんな時代がいよいよすぐそこまで来ていると言っても過言ではないと思います

株式会社矢野経済研究所は住宅用年熱材市場に関する調査を昨年に実施し、
10月19日にその結果を明らかにしました
その中で将来展望を
「2025年度以降の新設住宅の省エネ基準適合義務化に向けて、
ハウスビルダーや地域工務店などでも高断熱化に向けた取り組みが増加することから、
断熱材市場は拡大する見通しである」
と発表しました


断熱性能は気密性能とセットで考える

断熱性能を高めていくには、気密性能についても考慮する必要があるということは
何度もこのブログでお伝えしてきました
どんなに高性能な断熱材や、樹脂サッシ・木製サッシを使用して熱の移動を防いでも、
隙間があればそこから入り込んだ空気とともに熱が移動してしまいます
気密性能を上げなければ、十分な断熱性能は発揮できません
つまり断熱性能向上には高い気密性能も求められるのは当然のことです

では一体気密性能の高い住宅のメリットとはなんでしょうか?
改めて整理したいと思います

ランニングコストの削減

冷暖房時に内気の流出や外気の流入を防止することで、断熱材が期待値通りの効果を発揮することができ、
少ないエネルギーで快適な温度で過ごせるようになります
よって冷暖房費を抑えることが可能となります

住宅の長寿命化

壁内に気流が入り込むことにより、湿気(水蒸気)も移動してしまいます
そのため意図しない場所で結露が発生し、木材などの構造躯体を徐々に腐らせる、
住宅の寿命を縮めてしまいます
そして腐った木材はさらにシロアリなどの被害に遭い、その被害が一気に拡大することも考えられます
結露は露点温度を越えれば必ず引き起こる物理的な現象です
気流と同時に水蒸気の移動を制御することで結露の発生を防止することができます

 

健康被害の防止

結露の状態が続くととうぜんそこにはカビが発生し、そこに住む人に健康被害をもたらします
また、部屋の寒暖差による血圧の変動による「ヒートショック」も引き起こす原因にもなります
ヒートショックによる死亡者は交通事故死亡者数以上ともいわれ、これらを防止し、健康的な暮らしを守ることにもなります

計画換気の実現

隙間から流入する空気は量も一定ではなく、外気に含まれる花粉やホコリが含まれています
また室内で発生するニオイや湿気、汚れた空気も適切に室外に排出しなければ、健康被害にもつながります
気密性能が高ければ計画通りの換気を実現することができます


実際の自社の気密性能の数値を把握することの重要性

気密性能はどのように把握できるのか?
それはもちろん「気密測定の実施」以外に方法はありません

机上では住まいの断熱性能は「計算」すれば分かりますが、
住宅は立体的かつ多数の人の手によって工事を行い完成を迎えます
そのため数字では管理できない僅かなすき間が多数生じる可能性があります

であるから、いくら高性能な断熱材を使用しても隙間が多い家が出来上がってしまうのです
だからこそ「適切な」気密工事の施工が求められます

そしてこれはお客様の住み心地に関するだけではなく、現場関係者への気密に対する意識の向上にもつながります
いくら気密性能を上げるために、防湿(気密)シートを隙間なく施工したとしても、
現場で実際に作業をしている職人さんたちがそれぞれ適切な施工をしなければ
気密性能の高い住宅は絶対に実現しません

例えば電気配線後に気密処理をしているのか、基礎配管廻りの施工は適切であるか、

給排水管廻りの施工は適切であるのか等々現場を管理する人間は非常に多く気を付けなければならないことがあります

省エネ住宅には断熱性能と気密性能のいずれも欠かすことはできません
自社が手掛ける住宅の気密性能を把握し、いずれも性能が高ければそれは施工技術の高さとしてもアピールできますが、
高断熱だけでのアピールは何の役にも立たないということをきちんと整理する必要があります

気密測定の測定方法は
送風機
竜量測定器
内外の圧力測定
内外の温度計
などで構成された「気密測定器」を用います

簡単に原理原則をまとめると以下のようになります
1.気密測定器で建物内の空気を強制的に外に出します
2.空気を出すことにより建物内の気圧が下がり(負圧状態)、隙間から空気が入ってきます
3.排出する空気と圧力差などを気密測定器が計算して、隙間の面積C値が算出されます

気密性能が低い場合は、隙間からの空気が多く入ってくるので建物外と中の圧力差が少なく、
気密性能が高い場合は、隙間が無いので建物内の空気を出す量が多いため建物内の気圧は下がり、建物が意図の圧力差が大きくなる
という原理です

今はまだ気密測定を実施していない業者さんであっても、
これからはどんどん積極的に気密測定を実施し、自社の今の施工レベルを知ることができれば
そこから改善をすることは必ずできます
そうしたことに目を向ける施工会社が増えてくれることを切に願います

まずは「気密測定を実施しているかどうか」
家づくりを検討している方はぜひこのことを工務店もしくはハウスメーカーさんに質問してみてはいかがでしょうか
「そんなの使わなくてもうちは高性能ですから!」
といったらその会社は今後の日本の住宅のことを何も考えていない
責任感のない会社だと言っても良いと思うのは私だけでしょうか

※各務原市S様邸の施工事例を更新いたしました
ぜひご覧ください
各務原市 S様邸 N Basic Style「仲良し家族が集う解放的なLDKと繋がりを感じるお家」

著者プロフィール

Nstylehome

  • N Styleホーム代表取締役の西村です。 20代はプロのラグビー選手として活動し、引退後は建築業に身を置きました。 そこで「高気密高断熱住宅」の可能性に触れ、現在は岐阜県内でもトップクラスの省エネ性能の高い住まいをご提供させていただいています。
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