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日本の浴室は寒い。寒い浴室はご注意を!①

    12月に入り冬も本番に近づいてきましたね
    それでも今年はまだ暖かい方ではないでしょうか

    いきなりですが・・・
    「皆さんのお住まいの浴室は寒いですか?」
    大半の答えはきっと
    「寒い」
    と返ってくるでしょう
    場合によっては浴室が5℃とか10℃以下の温度しかないおうちもあるのではないでしょうか

    今回は家づくりに携わる者としてこのことを記したいと思います

    寒いお風呂は本当にヤバいです

    なぜヤバいのかというと、耳にされたことがあるという方が多いと思いますが
    【ヒートショック】です

    年間でお風呂場で亡くなる方はなんと「1万9千人」とも言われています
    平成29年の人口動態統計によると1年間で交通事故で亡くなったのは5004人
    実に4倍近い方が建物の中で亡くなっていることになります
    つまり、外よりも中の方が危険なんですね

    少し驚きの数字ではないでしょうか?
    すでに「寒い家」を建ててしまった方に関してのアドバイスは
    「お風呂場も脱衣所も暖房を使って暖めましょう」
    もしくは
    「省エネリフォームで脱衣室もお風呂場も暖かくできる環境を作りましょう」
    しかも 温度は25度以上にしてくださいね!これはあなたの命を守るためのアドバイスです

    「ヒートショック?俺はまだ若いから大丈夫」
    などという根拠のない自信は持たないことがおすすめです

    いきなりご自身の人生がシャットダウンするかもしれない
    ということを考えたら悠長なことは言っていられないはずです

    まだこれからマイホームを建てる方はもしよろしければこのブログを参考にしてみてください
    もちろんいろいろな考え方はあるので、すべてを受け入れてくださいという訳ではありません
    ただ、 【私の自宅(モデル棟兼)で実践していること】
    そして
    【お客様から共感を得ることができ実際に施工させていただいていること】
    をそのままお伝えします

    人間が一番【無防備】になる場所
    それは紛れもなくお風呂場です
    寒い浴室ではヒートショックを起こすリスクが高くなります
    であれば
    家の中で一番暖かい場所は『お風呂場』である必要があります

    人間が快適だと感じる温度は23~27℃であると言われています
    たった4℃の温度幅しか快適に感じないのですね

    話は少しそれますが、環境省が提唱していた
    クールビズ・ウォームビズは室温を
    それぞれ28℃と20℃としていましたから、医学的には寒いもしくは暑い温度になります
    何の根拠があったのか私にはわかりませんが…(笑)

    当社が建てる『N Styleホームの住まい』は
    基本的にはどの部屋であっても(トイレであろうと浴室であろうとリビングであろうと)
    25℃以上の快適な室温でお過ごしいただけます

    もちろん『無暖房』などという野暮なことは言いません
    適切な壁掛けエアコン(6畳用~8畳用)を適切な位置に設置し1~2台で家中を快適にすることができます
    ※天カセエアコンではありません
    しかも当社が一番おススメするのは
    断熱・気密・換気性能 を確保できる住まいに限りますが、
    【天井のないお風呂】なのです
    「え?天井のない風呂?そんなの湯気がもくもく出るし、なおさら寒い風呂場になるでしょ!」
    と言いたくなりますよね(笑)

    ですが、
    その答えは
    「NO(ノー)」です

    先ほども言いましたが
    断熱・気密・換気 この3つが「正確に」施されていれば
    このお風呂が冬場の住まいの環境をとても快適にしてくれるのです

    ということで長くなりそうなので続きはまた来週(笑)

    記事を書いたスタッフ

    西村 弥

    N Styleホーム代表取締役の西村です。 20代はプロのラグビー選手として活動し、引退後は建築業に身を置きました。 そこで「高気密高断熱住宅」の可能性に触れ、現在は岐阜県内でもトップクラスの省エネ性能の高い住まいをご提供させていただいています。

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