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【安全持続性能】という住まいにおける重要な考え方

N Styleホームではこれまで住宅に求める性能として
◎断熱性能……断熱等級6を標準
◎気密性能……C値0.5以下保証
◎耐震性能……耐震等級3
に特化してこれまで多くのお客様にマイホームを提供させていただいてきました

これは紛れもなく、当社に家づくりを任せていただいたお客様にとって、


「無くてはならない必要な性能」


として私自身が考えているからです


私たち作り手がお客様に対して願っている事

大切なお客様に、私のような工務店を経営している大半の皆さんが思っている事、
それは

お施主様が末永く健やかに、安全に暮らしていただける住まいを提供する

という事だと思います

ですから私は、

地震で住んでいる方が命を落とさないために耐震性能にこだわり


暑さ、寒さによる疾患や体調不良をきたさないように、またはヒートショックで命を落とさないために断熱・気密性能にこだわってきました

そしてこの2つの性能に関しては、今後もいろいろな方法が研究され、その結果より良い建物が生み出されていくと思います


安全持続性能という考え方

昨年(令和4年)にとある建築に係る勉強会の案内が私に届きその集まりに参加をしました

その勉強会の内容は

「断熱性能・耐震性能と同じ目線で語りたい、安全持続性能という新基準」

という聞いたことがありそうで聞いたことがなかったこの言葉に興味を持ちこの研修に参加をしました

【安全持続性能】
こちらは株式会社HAPROTの代表を務める、満元貴治さんが提唱する言葉です
満元代表は11年間、医療従事者(作業療法士)として病院に勤務され、病気や怪我をした患者さんにリハビリに最前線で携わってこられた方です

満元さん曰く

医療は完璧なものではなく、病気や怪我をした患者さんの多くが後遺症に悩まされている現実を目の当たりにされたそうです

だからこそ「病気や怪我を予防し、健康に暮らすための家づくり」の方法を発信することを始められました

医療に従事した経験があるからこそ気付く、「世代に関係なく安心・安全に住み続ける家」にするための
「安全持続性能基準」を作成され、
これから家づくりを考えている方、リフォームを考えている方に向け情報を発信し続けています


勉強会の内容は、私たち作り手が認識していた「バリアフリー」というものだけではなく、

全世代が対象となる安全な間取り設計により、そこに住む大切なご家族を将来的にも守ることができる

という考え方です


これまで私は、断熱・気密・耐震性能を「決して譲ることができない基準」としながら、
あとは
「家づくりを考えているお客様がどんな家に住みたいのか」
ということをお客様からヒアリングをし、その要望を叶えるために間取り設計をしてきました


もちろんこれは注文住宅を建てるのですから当たり前のことです
だからこそお客様にとって使い勝手のいい、そして無駄のない設計をこれまでしてきました

ですがもう少し深く自分がこれまでしてきた設計を考えてみると、
お客様の大切なご家族の将来を真剣に考えての設計でしたが
最もそこに詰め込まれていたアイディアは、

お客様にとっての「今現在」であり、

生涯にわたっての本当の意味での「安全」という視点で見ると、完全にそれらの不安を払しょくできるものではなかったのかもしれないと気付きました

誤解が生じてはいけないので補足しますが、
当然設計をするということは家庭内の事故が発生しないようにという観点で設計を行います

ですが、
私は五体満足であり、介護・介助が必要な身内も今現在はおりません

ですから私自身はそうしたことを経験したことがなく、予測の範囲内での設計にとどまっていたように感じます

そうした予測だけではない、きちんとした安全基準が設定されているのがこの【安全持続性能】という考え方になります

断熱・気密・耐震性能もう一つプラスをして、

N Styleホームではこの安全持続性能という分野に関して、

今年から本格的に取り組み、大切なマイホームを考えている方、リフォームを考えている方に、
この分野に対してお役に立てるように取り組ませていただくことになりました


私がこの安全持続性能で学んだことを、このコラムで皆様に対して今後情報発信をしてまいりたいと思います


満元さんに関する情報はコチラ
株式会社HAPROTホームページ
ヨシローの家【安全な家づくり】YouTubeチャンネル

記事を書いたスタッフ

西村 弥

N Styleホーム代表取締役の西村です。 20代はプロのラグビー選手として活動し、引退後は建築業に身を置きました。 そこで「高気密高断熱住宅」の可能性に触れ、現在は岐阜県内でもトップクラスの省エネ性能の高い住まいをご提供させていただいています。

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