第100回全国高校ラグビーフットボール大会岐阜県予選決勝
10月25日 晴れ渡る空の下、長良川球技場メドウにて
第100回目の花園出場をかけて
岐阜工業高校との決勝が行われました
そして息子はナンバー8としてこの試合に出場させていただきました
私も26年前の今日、花園への切符をかけて
同じ対戦相手と試合をしました
その時はまさか自分の息子が 同じグラウンドで同じ夢に向かって試合をするなどということは 微塵も思うはずもないですが、
現実としてこのような大変嬉しい場面に立ち会うことができました
ゲームは後半の中盤あたりまで岐阜工業に14点差をつけられて
苦しいゲーム展開が長い時間にわたって続きました
しかし、関商工フィフティーンの諦めない気持ちと、
キャプテンが見事な役割を果たし
関商工26 – 岐阜工業21
の僅差で無事に勝利を収め花園への切符を手に入れました
ゲームの内容は決して彼等の本来の力を出し切れたわけではないと思いますが、
どんなに劣勢であっても途中彼等の諦めない気持ちと闘志を目の当たりすることができました
そんな姿を見て自分の息子やその仲間が
本当に一生懸命に、直向きに頑張っている姿は
見ている者を感動へと誘い、思わず目頭が熱くなり、
周りの人達に泣いているのがバレないように隠すのに必死でした(笑)
歳を取ったのか涙腺が弱くなっているようです
こうして50名近い若者が一つの目標に向かって青春を捧げている姿は
何とも晴れやかな気持ちになると共に、
羨ましくも感じます
チームとしての夢、選手としての夢、将来の夢、
さまざまな夢を持っている彼等は
「この一瞬」を生きていてとても輝かしいです
大人になると忘れがちになってしまいそうな「夢」
今日は彼等から「私たち大人も夢を持って生きても良いじゃん!」と
教えてもらったような気がします
息子は高校でラグビーを引退すると決めています
すでに新しい夢を彼は持っているようです
花園での最後の試合を終えるその瞬間まで、
楽しみながらこの仲間と共に日々の練習に励んでほしいと、
月並みですが親としてそんな風に思います
今日だけは! 勝利の余韻に浸っていいよ!(笑)
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