祝!地鎮祭 K様邸
3月16日(火)は大安でした
当社では5棟目となる「K様邸」の地鎮祭が執り行われました
今回のK様邸は 付加断熱工法の「N Custom Style」をご採用いただいております
そして気になるUA値は「0.28W/(㎡・K)」です
さらに今回はZEHの評価も得る予定です
高性能で且つ、光熱費がゼロというのは嬉しいですね
もう少し付け加えるなら、
ZEHは建物外皮の性能はそこそこでも(ZEHの外皮性能の基準値はUA値0.6以下)であっても、
太陽光発電をたくさん乗せればZEHの評価は得ることができます
私個人としてはもっと外皮性能基準を上げても良いと思っていますが…
なかなかそうはいかないのでしょうか?
なぜ性能基準値をもっと上げないのか?というのは省エネ住宅をご検討中の方にしてみれば不思議な話ですよね
住まわれるお客様は「一生に一度の資産づくりのための高いお買い物」であるわけですから
100%に近い方がそれを望んでいてもおかしくない話だと思います
ですが実際には基準値は世界的に見てもレベルが高いとはお世辞にも言えません
ではなぜ、基準値を上げないのかということを、
あくまでも私の個人的な見解ですが、おそらくそこまでの省エネ性能の高い住まいを建てられる
ハウスメーカーや工務店が数少ないということだと思います
また、省エネ性能の高い住まいについて、住まいづくりのプロである建築関係者の中には
「コストが上がるから」と敬遠している作り手さえいるようです
正直、私にからすると信じられない話ですが…(笑)
仮にイニシャルコストを抑えて、安価な住まいをお客様に提供したとします
ですがメンテナンスコスト、電気代、いつくるかわからない地震、家族構成の変化、、、などなど様々なコストが住宅にはかかります
結果的に省エネルギー性能と耐震性能(構造計算)を犠牲にしたことで安く提供できていたとしても
長い目で見れば、必ず初期費用として掛かった高い省エネ性能をもった建物との増額分のコストは あっという間に追い抜いてしまうと思っています
現に岐阜県内を管轄する中部電力の電気代は年々「確実に」上がり続けています
何十年後か先の将来には年間の光熱費がなんと50万円を超えるという予想さえ出ています
住宅ローン+毎月の食費+通信費+お子さんの学費+貯蓄+電気代・・・
これではせっかく頑張って働いたお父さんのお給料も生活にどんどん吸われ、
お小遣いも減ってしまうのが目に見えています(涙)
当社が考える住まいは
・建物の外皮性能(省エネルギー性能)を上げる
・太陽光発電設備が少なくても電力会社≦発電量である
・構造計算をきちんと行い、耐震等級3である
・家族構成の変化があっても可変的な住まいである
ことが重要だと思っています
且つ、外皮性能を「計算上」向上させたとしても
実際に設計通りの性能、もっと言えば設計以上の性能を発揮できるような
断熱・気密住宅に対して的確なスキルがあるかどうかというのも重要になってきます
ですが、現状の日本の住まいづくりに携わる建築関係者は
外皮性能を自社で計算できる会社が半分程度だと言われています
正直に言ってこの数字は驚きです
つまり、
お客様から依頼を受けてプランニングしている住まいが
どれほどの省エネ性能があるのかどうかを確認するために
都度外注に省エネ計算をしてもらう必要があるというわけです
リアルタイムに分からないというのですから
それは時間の無駄、それこそコストの無駄ともいえるでしょう
これからマイホームを建てる方からしてみれば、信じられないことだと私個人としては思いますが
これを読んでくださっている方(かなりの少数だと思いますが…(笑))はどのように思われますか?
「住む前から考える」
これはとても重要なことではないかと思います
お客様の素敵な笑顔が、この先ずっと続くために
私たちは全力を尽くすことをお約束します
「決して妥協しない」
「学ぶことを忘れない」
「学んだことを忘れない」
「常に向上心を忘れない」
「良き家づくりのパートナー、仲間である」
お客様の大切な住まいづくりに対して、こんなことを私は大切にしています
記事を書いたスタッフ
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