やっちゃいました!気密工事
この度令和6年能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、
一刻も早い復旧と被災地の皆様が安心して暮らせる日が一日も早く来ることを心よりお祈り申し上げます。
気密工事デビュー
2024年、ついに気密工事デビューしました! 時が経つのは早いもので私が入社してから半年が経ちました。広報活動、お客様との打ち合わせなど日々奮闘しながら毎日精一杯働いております。
そんな私がついに!気密工事デビューを果たしました!
圧倒的な性能を誇るNStyleホームでは断熱気密工事について自社で施工します。
弊社の住宅はC値0.5c㎡/㎡以下を保証しておりますので全棟徹底的に気密処理をします。
※「C値」は、その住宅にどれくらいの隙間があるのかという隙間の量を数値で示したもの
C値0.5c㎡/㎡はだいたい名刺1枚分ほどの大きさ。
家全体で名刺1枚程度の隙間と考えるととても気密性が高いのがお分かりいただけるかと思います。
ちなみに一般的な高気密住宅のC値は1.0㎠/㎡以下ですのでハガキサイズよりちょっと大きめの穴が開いていることになります。
それと比べると圧倒的に隙間が少ないのがNStyleホームの家です。
そんな高性能住宅にするためにとっても重要な工程の一つが気密工事ですので常に徹底的に隙間が無いように施工しなければいけません。
責任重大です…
私が施工して隙間があったなんてなったら大問題ですので常に緊張感をもって施工しました。
窓周りの気密処理
まずは窓周りの気密処理から。
施工してみて初めて知ったのですが、窓って実はめちゃくちゃ周りに隙間が生まれるということです。
普通だとそのまま仕上げをしていくのでその隙間は空いたまま…これは隙間から寒さや暑さが入ってきても仕方ないかも。 みなさんの家でも何となく窓の周りがひんやりするなんてことありませんか?
もしかしたらそれは窓周りの見えない隙間が影響しているかもしれません。
そんな隙間が無くなるように徹底的に気密処理をしました。 家全体を覆う防湿フィルムと気密テープも隙間が無いようにつなげ施工完了!
隙間が無いようきっちり張るのはもちろんですが見た目もきれいになるように、丁寧に施工しました。
完成したら見えないところですが、施主様が見たときにご満足いただけるようそこはしっかり手を抜かず丁寧に。
防湿シートのつなぎ目
大きな1枚の防湿シートで家全体を包むように気密工事するのですが、どうしてもつなぎ目ができてしまいます。
そこでそのシートのつなぎ目も気密テープを圧着して気密処理します。
大部分は熱で溶かして癒着(これは高度な技術がいるので社長にお任せ)させるのですが天井周りなど、それができないところは気密テープで処理します。
う…腕が…
基本的に肉体労働はもちろんのことスポーツすらしてこなかった軟弱者の筆者には腕を上げ続けてひたすら貼り、圧着する作業は修行でした。
(よろしければ私の自己紹介をご覧ください)
しかしそこは施主様のため!
最高の性能の家で暮らしていただくためには絶対必要な作業ですのでぐっとこらえ、常にベストを目指して頑張りました。
エアコンの配管穴にも
続いてエアコンの配管穴の気密処理。 基本的に外に通ずる部材の周りはどうしても隙間ができやすく気密性を下げてしまう可能性があります。
ですので、配管や電線、配管工などにもすべて気密処理を行います。
完成!出来上がりました!
これを家にあるすべての配管穴に施しました。
電気の配線や換気ダクトなどにはさらに細かい気密処理を行い徹底的に隙間がないように仕上げます。
気密性能を上げるためにただ防湿シートを張るだけではなく、こうした細かい作業をするからこそNStyleホームは高い気密性能を誇っています。
梁や柱にも
梁や柱も隙間がうまれないように気密処理をします。
しっかり角が出るよう気密テープの貼り方にも気を付けすべての梁と柱が完了しました。
こんなところまで!
他にも防湿シートを留めるために使うビスと呼ばれるホッチキスのような道具があるのですがその小さな穴すらも空気が漏れないよう徹底的に気密テープを貼ります。
家全体に貼るのでそれは結構な量…
しかも防湿シートの下にあるものもあるため見分けるのも一苦労。小さいので見逃さないよう細心の注意を払って行いました。
今回この気密工事をやってみて思ったことは、やはりNStyleホームの家は自信をもっていい家だと言えるということです。
私がこの施工を初めて見たとき率直に「ここまでやるのか…!」と驚いたことを覚えています。
この作業はすべて完成したら見えません。ですがこの作業こそが施主様の毎日の暮らしに大きく影響します。だからこそ自社で責任をもって徹底的に気密工事をしています。
※Instagramのハイライトに実際の施工方法などがありますので是非ご覧ください↓
https://www.instagram.com/n_style_home/
これくらいの隙間ならいいだろうと妥協せず、常に最上級のものに仕上がるよう私たちは努めています。
それは何よりもそこで暮らす施主様のために。
私もこれからさらに性能がいい家をつくっていけるよう邁進していきます!
記事を書いたスタッフ
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