ついに始まる断熱等級7の超高性能な住まい
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新年度が始まって
いつものことですが…ずいぶん久しぶりのブログの投稿になります。
新年度が始まってすでに10日も経ちます。ということは2024年が始まってからすでに3分の1が経過したという事実に直面しています。時が経つのは本当に早いものですね…(笑)
気づけば、長男はもうすぐ22歳、長女は19歳。それぞれが、自分のやりたいことややらねばならないことに一生懸命取り組んでいます。子供たちの成長は、本当にあっという間です。
2025年に適合しなければならない省エネ基準
さて、話は変わりますがN Style ホームのお仕事の話を少し。
皆さん、「断熱等級」という言葉に馴染みはありますか?既にご存じの方もいるかと思いますが、念のため触れておきます。
- 2025年以降、すべての住宅は「断熱等性能等級4(UA値0.87以下)」「一次エネルギー消費量等級4(BEI1.0以下)」以上を満たす必要があります。
- 断熱等性能等級(断熱等級)は、1〜7の7段階で、数字が大きいほど(UA値が小さいほど)断熱性能が高いです。
- UA値が小さいほど熱が出入りしにくく、断熱性能が高いことを意味しますが、「UA値が小さい=省エネ住宅」とは限りません。
これに関しては、実際の冷暖房負荷計算等の詳細計算を行うことが必要です。N Style ホームでは、この点についてもしっかりと考えています。
ここ岐阜県関市にも断熱等級7の超高性能な住まいを
私たちは、住宅性能において常に最先端を目指しています。特に「断熱等級7の住まいを建てたい」という思いは、ずっと抱いてきました。
しかし、断熱等級7の超高性能な住まいに対して同業者ですら、「オーバースペックだ」とか「必要ない」という人がいます。それでも、私たちは「圧倒的な性能」の住まいを手掛ける工務店として岐阜県関市でその挑戦を続けています。
私たちの施工エリア内では、達成するためにはUA値を0.23~0.26に抑える必要があります。先ほどの「必要がない」と言っている同業他社の方たちにはもしかしたらその施工自体ができない、そしてやり方すらしらないのではないかと感じてしまいます。だからこそ私たちは、岐阜県内でいち早く手掛ける必要があると思っていました。
M様との特別な出会い
以前からお打ち合わせをさせていただいていました、M様。実は当社を知っていただいたきっかけは意外なところからでした。
私の息子がまだ高校生だったころ、息子の友人が数名で我が家に泊まりに来たことがありました。
その時はただ「若い青年たちが来てにぎやかで楽しかったな」とそれだけで、彼らも高校を卒業してからは社会人となり、それからも息子と友人たちは定期的に遊んだり、連絡を取り合ったりしています。
そんな中、昨年の10月ごろに、その友人から連絡がありました。
「おじさん、僕の会社の先輩が家を建てたいって言ってるんですけど、紹介しても良いですか?」
最初その言葉を聞いたときは「なんでキミのような若い子がウチの会社を?」と頭が「?????」だらけでした(笑)
そして息子の友人の話を聞いていくと、何度か我が家に宿泊するたびに「この家ってどこにいても暖かくてスゲぇなぁ」と思ったそうです。嬉しい感想ですね。
事の経緯は、ある日会社の先輩であるM様が息子の友人に向かってふと「家を建てようかと思ってるんだよね」と仰ったのだそうです。そしてその時に友人が思い出したのが、我が家である「N Style ホームの家」だったのです。こうして息子の友人を介して、M様にお会いすることができました。
高性能な住まいにとことんこだわりたい
M様の最初の一言目は「とにかく高性能なマイホームが欲しいんです」という強い願いでした。
そしてN Style ホームの性能に対する考えや、実際に建築中の現場をご見学いただくことでM様との家づくりがプラン作成から始まりましたが、その段階では、何社かの工務店さんも検討の候補として挙がっていて、同時進行していたそうですが、元ラガーマンとしては、ハードルが高い方が俄然やる気が出てくるというものです。(笑)
そうしてプランを作りこみ、こだわりの詰まったM様の「平屋」のプランが完成しました。デザインも間取りも、そしてもちろん性能も素晴らしいものになりました。
N Style ホームでは、間取りを考えるのと同時に、UA値だけではない、建物の真の性能を導き出す、燃費計算を行います。自然のエネルギーである太陽熱や、軒や庇の出寸法、建物の向き、外壁・屋根・基礎の断熱構成、使用する窓の性能、換気システムの消費電力や、換気システムの全熱および顕熱交換率、熱容量など様々な条件をもとに計算を行います。
高性能住宅であるとはいえ
先ほども触れましたが、M様は当社だけではなくいろいろなハウスメーカーで家づくりを検討されていました。
誰でも家づくりを検討している方なら考えることが、「性能ももちろん大事だけど、コストはなるべく抑えたい」という事です。
高性能住宅であるからこそ、他社ではほぼ使うことのない高性能な断熱材もふんだんに使用します。そして熱の損失が一番大きい開口部であるサッシも樹脂製+トリプルガラス(N Style ホームでは方位によってガラスの特性をそれぞれ変えています)と高性能なものを使用し、気密性能に徹底的にこだわります。そして絶対に他社にはマネできない卓越した技術や知識も豊富に盛り込みます。そして基礎も強度の高い「一体打ち基礎」工法を採用していますので、いわゆる「一般的な」建物よりも建築コストはやや高めになります。
(※追記「やや高めになる」と表現したのは決して皆さんに誤解を生むための表現ではありません。現在建築資材などありとあらゆるものが高騰を続けており、住宅も以前と比べると非常に高額になっており、大手ハウスメーカーでは130~140万円/坪とも言われています。そんな中でN Style ホームでは、坪90万円台から、断熱等級7の住まいを提供することができます。(2024年4月の時点))
弊社と同等の金額で建てようと思うと大手ハウスメーカーではおそらく断熱等級5もしくは良くても6程度の住まいになると思います。
と、そんな事を偉そうに言いましたが、N Style ホームがM様に提出させていただいた超高性能な住まいの見積金額は、M様が候補として考えていた他の工務店さんよりも金額が高かったのだそうです…。
これをM様から聞いたときは、「いくら性能が良くても値段が高いというのが理由であるなら、選んでもらえないかも…」という少し諦めにも似た不安な気持ちにもなりましたが、最終的に選択をしていただくのは家づくりの主役であるM様です。
ここでハウスメーカーなら「今なら○○円値引きしますよ!」とか「今ならこんなオプションをつけますよ!」と最後のクロージングに走るのでしょうが、私は住宅の営業をしているくせに「自分が営業される」というのが嫌いな人間なのです(笑)
ですからM様から答えをいただくまではひっそりとしていました。こう見えて意外と気にしいなんです、私(笑)
そして、いよいよ審判の日がやってきました。内心、本当ににドキドキしていましたし、むしろ「お断りされるんだろうな」とさえ思っていました。そして緊張のM様との面談の時間がやってきました。
するとM様からは「N Style ホームさんで僕たちのマイホームをお願いしようと思います!」と手を差し出し、握手を求めてくださいました。
一瞬頭の中が真っ白になったのと同時に、まさに歓喜の気持ちが湧いてきました。M様がN Style ホームを選んでいただけたのにはいくつか理由がありましたが、大きな理由としては検討しているハウスメーカーさんの中で断熱等級7に「対応できると会社が無かった」こと、
そしてN Style ホームが他社には無い工法や検証を行っている事、勉強熱心である事(手前みそですが(笑))、
そして何よりも一番うれしかったM様の言葉は「西村さんのファンなんです。(笑)確かに金額は他社よりも高かったですが、それだけ良い性能、良い住まいが出来るんだって思ったからN Style ホームさんにお願いしようと決めました。」という言葉をいただきました。
…本当に嬉しかった!まさにこのために僕は家づくりをやっていると感じた瞬間でもありました。
この岐阜県に断熱等級7の住まいが建つ!
いよいよ、M様の超高性能な住まいは来月の5月から着工します。工事に携わらせていただく身としては本当に楽しみであり、身の引き締まる思いです。
必ずM様ご夫婦に満足していただけるすまいを提供することをお約束します。
N Style ホームは住宅性能コミットメント宣言をしています
N Style ホームでは以下の住宅性能についてコミットメントをしています。
- 全棟温熱計算をし、全棟気密測定を実施する
- 宣言UA値:0.36以下
- 宣言C値:0.5以下
を保証するものです。
詳細については、「住宅性能コミットメント宣言」サイトをご覧ください。
そしてその他にも、構造計算(許容応力度計算)による耐震等級3、安全持続性能★★★についてもお約束をさせていただいております。
高性能な住まいを本気でお探しなら、N Style ホームまでお気軽にお問い合わせください。しつこい無理な営業は私自身がそうされるのが嫌いなので一切していませんので、ご安心ください。
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