約2年ぶりの祖母との対面 |高気密高断熱住宅の新築・リフォームなら株式会社N Styleホーム

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約2年ぶりの祖母との対面

約2年ぶりの祖母との対面

このコロナ禍において「なかなか会いたい人にも会えない
そんなことで人との関りが薄く感じている人も多いのではないでしょうか
私もその一人です

この2年と9カ月、本当にあらゆることがガラリと変わってしまいました
仲の良い友人との食事や、旅行、集まり、マルシェなど
様々なことが制約され息苦しさを感じざるを得ません
コロナウィルスに感染する方が国が課したこの制限が功を奏したのか、
減ってきているのは確かに喜ばしいことで、ここ岐阜県も緊急事態宣言は明日解かれるということです

私にはたった一人の祖母がおり、岐阜県の郡上市の山奥に住んでいて
母方の祖母となり御年93歳になります
今でも年齢を感じさせないくらい本当に元気です

母方の祖父は今から約6年前に、
父方の祖父・祖母は約25年ほど前に他界していますので
本当にたった一人の祖母です

私が貧しかった幼少期には、夏休みの間中、
郡上で私を預かってくれたことを今でも鮮明に覚えていますし、
学生時代には顔を出せばなけなしのお金でお小遣いをくれました

些細なことでいつも笑う祖母はいつも私を明るくしてくれましたし
今でもその存在は変わりません

そんな大事な祖母にも、否応なしにこのコロナ禍で会えなくなりました
たまに電話して「元気?また状況が落ち着いたら顔を見に行くから」と
話していましたが、
ようやく私もワクチン接種が2回終了し、先日半日お休みをいただいて
祖母に会ってくることができました

2年ぶりに見る祖母は少し瘦せたようにも感じましたが、
相変わらず元気そうな表情で私も少し安心しました
何を話すわけでもなく
「仕事は順調か?」
「子供たちも大きくなっただろうね」
「毎月一度の老人会の集まりが一番の楽しみだわ」
など他愛ない話で時間は過ぎていきました

この人たちがいなければ今の自分はいないんだな」と
とふと思うことがあります
そして祖母や他界した祖父・祖母たちにも同じように祖先がいるわけです
壮大な歴史が続くおかげで私たちが存在するのだなと
そうした歴史を考えると、自分たちの祖先はどんな人たちだったのだろうと思いを馳せることがありますが
祖母に聞いても正直よく分かりません(笑)

ですが、一番大切なのは
今ここに生きている祖母を大切に思うこと
気に掛けることが私にできる唯一のことです

帰りがけにいつも私なりの恩返しがあります
貧しかった頃、私にお小遣いをくれたことが本当に嬉しく
そのお礼にと、私の気持ちとして祖母に心ばかりではありますが
昔私がもらっていたお小遣いを、今は私が祖母に渡しています
そんなの孫からは貰えんわ」と祖母は笑いますが、
いつも半ば強引ではありますが祖母の服のポケットに入れて大事そうにそのお金を握りしめて
ありがとう」と言ってくれる祖母の言葉を聞いた後、帰路に就きます

孫だった私もそれなりに経験を重ね大人になり、
自己満足かもしれませんが、祖母に恩返しをすることができる自分に少し満足します

与えられることも確かに嬉しいことですが、
何かを与えることができるということも同時に嬉しい気持ちになることができます

今回は「一緒に写真を撮ろうよ」と私から誘い、貴重なツーショットを撮ることができました
スマホに写った写真を見て
今度その写真を現像して持ってきてよ、記念にしたいから」と本当に嬉しそうに私に依頼してくれました
ですから、また近日中にその写真をもって祖母の家に行こうと思っています

人が歴史を紡ぐためには住まいが必要です
私は「お客様の大切な住まいを創る」ということを生業にしていますが、
私が建てさせていただいたお客様も、私と同じように
そのご家族にとって貴重な歴史をつなぐお手伝いができているのかもしれないと思うと
本当に光栄な仕事に携わらせていただいているということを改めて再発見します

人の命はいつか必ず終わりを迎えるものですが、
その時を迎えるまで、私が祖母にできる恩返しをできる限りしていこうと思います